Archive for 13 October 2010

13 October

ひょっこりひょうたん島

null
外岡大成(会員)

いつもなら宇佐美だよりとなるところ、「ひょっこりひょうたん島」とさせていただいた。
故小佐田教授が、この番組をたいそう気にいられていたご様子を知り得た矢先に、訃報に接することとなってしまった。

生前の身に余る御厚誼、心よりご冥福お祈りします。



「ひょうたん島ファンクラブ」による分析では、この長編ミュージカルは、見るひとに多くの夢と希望を与え、その内容に、冒険ダン吉との類似性が、多々みられるなど指摘している。   

「ひょうたん島」研究家、佐藤悟氏は、「ひょうたん島は、決して、思い出のレベルに封印されるべきものではなく、21世紀を指針する文化遺産である」という。

たしかにそのとおり。学問的に、史実と整合は出来ないものの、イメージとして容易に可能である

タイトルにもある「ひょうたん」は、奇抜な形状をもち、中になにがはいっているのか好奇心をかきたてる。前者との相乗効果でイメージは加速される。

よくいわれる日本のガラパゴス化など、「ひょうたん島スピリット」に逆行するものであって、未来に対してメリットはない。

さいわいにも、沼津においては、「ひょうたん島」に勇気と、希望と、共生のポリシーを与えてもらった人たちが、どうしてもしなければならないという「使命感から」、宮内庁旧御用邸に隣接した牛臥山に、「ひょうたん島資料館」を造るべくプロジェクトを立ち上げ、実現へ向けて、着実に前進させている。
null
沼津市民の間では、オリジナル版の
『ひょっこりひょうたん島』が放映されて
いた頃から、ひょうたん島に形がそっくり
と、もっぱらの評判でした。


キーワードは、「夢と共生」、その核となる資料館を「子どもたちに夢を与える砦」にしたいとのこと。

沼津といえば、徳川家の親族水野氏の領地であった。

幕末、ディアナ号のプチャーチン提督以下、乗組員が滞在し、戸田村民と友好を築いたこと; 初の洋式船「戸田号」の進水; 戦時下のリトアニアで6000名のユダヤ人の命を救った杉原千畝領事夫人、幸子さんの出身地;イラクで負傷したアフマド少年の手術を沼津で実施させたカメラマン橋田信介さん(バクダッドにおいて銃弾を受け死亡);など国際的ヒューマニズムに満ちた土地柄でもある。
null
ひょっこりひょうたん島のなつかしい登場人物

「ひょっこりひょうたん島」が当地に出来て、子どもたちに「夢と共生」の精神を養生することは、伊豆人として、心より応援したい。




null
コサダセンセより



06:26:01 | umi | |